土壁用土の足での踏み混ぜ体験セミナー
10月末の土壁付け体験に向けて土とわらを踏み混ぜして用意しました。
わらが微生物の作用で発酵し、のりの様になり土と混ざり土壁用土になります。人間は混ぜるだけ、後は自然に任せるだけです。
この土壁が小舞竹とわら縄等を囲い守り、一体となってほどほどの固さになり地震力を吸収したり、火事の時の防火壁になったり、吸湿作用があるため室内空間を心地よくしたりといろいろな作用を発揮してくれます。300年経過の倉を壊した時、土壁から出てきたわら縄がピンとしていたのに驚きました。作る時もエネルギーも多くは必要とせず、廃棄も環境に付加を掛ける事もなく、自然にもどります。環境にも人間にも優しい素材です。